マンションを購入して長年お住まいの方は、修繕積立金が積み立てられていき大規模修繕の際に活用されます。

そもそもマンションの大規模修繕は、建物の劣化を防ぎ、修繕によってマンションの資産価値を維持する目的と、居住者がその建物で住みやすくなることを目的として工事を行います。

通常は10年程度〜12年程度で大規模修繕を行いますが、点検で劣化が確認された場合は、前倒して修繕工事が行われます。

大型のマンションの大規模修繕の場合は、マンションに足場を設置してから修繕工事が終了するまで1年〜1年半以上かかることもあるでしょう。

この間、居住者は不便なこともあるかもしれませんが、マンションの寿命を長く持たせることを考えると、とても大切な工事です。

例えば、日常の暮らしの中で晴れの日もあれば雨の日もあります。

防水機能が落ちた外階段では、雨の日に水はけが悪くなったり、滑りやすくなることがあります。

こういった防水工事も建物を守るためにとても重要です。

大規模修繕の後は、階段の踊り場などの水はけが良くなって雨の日も滑りにくくなりますよ。

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