最近、親の遺品整理にお金がかかることを、しばしばメディアが報じています。
弊社でも「親の家を片付けてほしい」という依頼を受けることもありますが
実家の片づけは、どのように進めるべきなのでしょうか。
「体力がなくなって、片づけを先延ばしにする自分が嫌で、なんとかしたい。」
というご本人からの依頼もあれば
「両親の家はモノが多すぎて、孫に見せに行くこともできない。」
という息子・娘さんからの相談もあります。
寝室と納戸が数えきれないくらいの服で埋まり
100足近い靴、バッグを持っている方もおられます。
年齢を重ねると、モノが捨てられず、部屋が汚くなるのは、なぜでしょうか?
今のシニア世代は、戦後のモノが少ない時代に青春時代を過ごした人たち。
「モノは自分が生きてきた証」と考える方も少なくありません。
モノに自分を映し出さずに、未来を見てほしいと思っても
これは、長い未来がある世代が言えることなのかもしれません。
思い出こそが生き甲斐で、それが息づく品物を大事にされている方に
多すぎるから捨てましょうというのは、少々酷なことなのかもしれません。
とはいえ、どんどん増える荷物は、ほおっておくわけにはいきませんので
うまく整理するコツをつかみたいところですよね。
ポイントは「捨てる」という言葉を使わないことです。
「捨てる」と聞いたとたんに、気持ちは閉ざしてしまいますから
「たくさんあるから同じ種類のものだけまとめよう」とか
「散らかっているから、場所を整えてきれいにしようね」など
やさしい言葉に替えて、声掛けしてみてはいかがでしょうか?
時間がかかって大変な作業ではありますが
若い世代が歩み寄って、一緒に考える時間を持つ
これが実家の片づけの第一歩ではないかと考えています。
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